ワーク・ライフ・バランスってよく聞きますよね。WLBなんて略されることもあります。実は私自身も本の中でこれを訴えています。つまり、仕事と生活の調和を保とうというスローガンで、政府の旗振りのもと、企業なんかも推進を図っています。いいことですよね。
ところが、最近『ワークライフ”アンバランス”の仕事力』なる本が出て、話題となっているというではないですか。著者は田島弓子さん。マイクロソフトの営業部長も務めたキャリアウーマンです。レバレッジシリーズのカリスマコンサルタント、本田さんの奥様でもあります。そんな折たまたま田島さんの講演会に招待していただいたので、聴きに行ってきました。著書を予習していたこともあり、非常にわかりやすいお話でした。ご本人にもお話したのですが、この方私によく似ています。分野は違えど、本に書いてある内容がとても似通っているのです。
ただし、田島さんの主張は、ときにはワークとライフがアンバランスなくらい仕事をしてもいいではないかというもの。他方で私はワーク・ライフ・バランスを訴えているわけですから、本来正反対のはずなんです。そこで、よくよく考えてみたのですが、おそらく「ワーク・ライフ・アンバランス・バランス」という意味では同じなのではないかという結論に至りました。
そう、ワークとライフの比率が50%対50%ではなくて、ワークも100%、ライフも100%やるという意味では、共通しているのです。つまり、どっちもそこそこではなく、どっちもむちゃくちゃ頑張るという意味で、バランスは取れているのです。人はそれをアンバランスというのかもしれません。だから田島さんもあえてそのように表現したのでしょう。しかし、仕事に燃えている人で、かつ私生活も楽しんでいる人は、実はアンバランスをバランスさせているわけです。難点はワーキングハイ状態に陥りがちなこと。えっ、もしかしてすでに私も?
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