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企業のモラルとサンデルの新刊(2012年5月14日)
今日の日経新聞(5月14日付)に、マイケル・サンデル教授のインタビューをまとめた記事が載っていましたね。「グローバルオピニオン」のコーナーです。一言でいうなら、サンデル教授が指摘するのは、「市場勝利(原理)主義」が家族やコミュニティー、民主主義における問題を引き起こしているという点です。
だから大きな政府でも小さな政府でもない「公共的な社会」を創設することで、あらゆる集団をつなぎとめ、相互に責任感を持てる世の中をつくろうと提案するのです。
奇しくも、サンデル教授待望の新著『それをお金で...
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2012/05/14 11:31 |
私のGWと「ジレンマ」再放送のお知らせ(2012年5月3日)
またびっくりするくらい間が空いてしまいました。皆さん、ゴールデンウィーク後半はいかがお過ごしですか? 私は本を読んだり、執筆したり、映画を観たり、知人の結婚式に行ったりという感じで、比較的ゆっくり過ごしています。読んでいる本は『これが応用哲学だ!』(大隈書店)、書いている本はアメリカ本、昨夜観たDVDは「ミスター・ノーバディ」。いずれも刺激的で、お勧めです。といっても、私のアメリカ本はまだ世に出てませんが…。
さて、明日は「ニッポンのジレンマ」の再放送の日です。4日深夜、つまり日付が変わ...
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2012/05/03 14:03 |
小川仁志のDVDが出ます!(2012年4月25日)
前にも少しだけアナウンスした小川仁志のDVDが出ます! といっても、私の気持ち悪いプロモーションビデオなどではありませんので、どうぞご安心ください。拙著『哲学の教室』の内容に即して、トーク形式で人生に役立つ哲学の数々を紹介するDVDです。
写真のとおり、一応『心が軽くなる哲学の教室』の内容をベースにしています。書籍の表紙とほぼ同じデザインのパッケージでしょ? おしゃれなスタジオで、さわやかにトークしていますので、ぜひ一度観ていただけると幸いです。5月2日より、全国のTSUTAYAさんでレン...
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2012/04/25 22:20 |
久々の「哲学カフェ」(2012年4月24日)
先日久々に再開した「哲学カフェ」の様子をレポートするといいながら、なかなか書けませんでした。すいませんでした。
さて、今回はどういうテーマでやったかといいますと、ずばり「自然災害とは何か?」です。この問題は、「自然災害をどうするか」という形で、昨年かなり議論されたことと思います。しかし、「自然災害とは何か」という切り口は、それとは少し異なるように思います。物事の本質を探るまさに哲学的問いなのです。色んな話が出たのですが、ここでは議論の大枠だけご紹介したいと思います。
まず、自然と災害を...
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2012/04/24 13:20 |
『怒りの作法』の書評(2012年4月18日)
今日は久々に「哲学カフェ」の日でした。そのレポートは明日ゆっくりとしたいと思います。今日は『怒りの作法』に関する記事の話です。
まずは4月11日付朝日新聞の山口版にインタビュー記事を載せていただいたのですが、そこで怒り本も紹介してもらっています。そして4月15日付神戸新聞には、同じく怒り本の書評を載せていただきました。大阪大学の小野田正利教授によるものです。タイトルは「正しく腹を立てる哲学」。本質をついたいい表現ですね。
最後は次のように締めくくられています。「日本人の下手な怒り方が主...
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2012/04/18 22:32 |
高専増設と「ちいさな哲学者たち」(2012年4月16日)
忙しくてまたまた間があいてしまいました。さて、先日(9日)国家戦略会議で提言された、大学の統廃合と高専増設案をご存じでしょうか。新聞等でも報じられたのですが…。雇用のミスマッチを防ぐために、この就職難の時代に驚異の就職内定率(98%)を誇る高専を増設しようというわけです。高専に勤める者としては、「やっとわかってくれたのね」という思いです。
ただ、ここで強調しておきたいのは、だからといって技術教育だけに偏重してはいけないという点です。技術者はまず一人の人間でなければなりません。そのためには、...
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2012/04/16 11:08 |
10刷のお知らせと姉妹本の紹介(2012年4月10日)
『超訳「哲学用語」事典』、ついに大台10刷、6万7千部です。しぶとく行きますよー。実は、シリーズ第二弾となる『超訳「カタカナ語」事典』が出たのです。様々なジャンルのカタカナ語を集めたものですから、私が書いたわけではありません。でも、一応同じシリーズの姉妹本ということで、手にとっていただけるとうれしいです。装丁のイメージも同じです。私の『超訳「哲学用語」事典』と並べていただいている書店さんもあるかも。
「トリビュート」、「スキーム」といった具合に、日頃「どういう意味だろ?」と思いつつも、調べ...
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2012/04/10 15:08 |
新学期が始まりました(2012年4月5日)
新学期が始まりました。アメリカで過ごした昨年度とは異なり、慌ただしい1年の幕開けです。授業はもちろんのこと、今年度はサテライト委員会の委員長を仰せつかり、責任重大です。また、地元のシティケーブル周南で、毎週1回「小川仁志の恋するテツガク」という番組を持ちます。行政の仕事では、ある審議会で会長を務めることにもなりました。
このように色々新しいこともやりながら、これまで同様ライフワークの「哲学カフェ」や執筆を軸に、充実した1年を送りたいと思っております。来月には、待望の『FRYDAY』」連載記...
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2012/04/06 00:05 |
いかがでしたか?(2012年4月1日)
先日予告した読売新聞の記事とNHK「ニッポンのジレンマ」はいかがでしたでしょうか? 新聞のインタビューのほうは、『超訳「哲学用語」事典』が売れているという話から、私がなぜ哲学の普及に情熱をかけるのかという部分に迫るいい記事でした。
テレビのほうは、様々なご意見があるでしょうが、総合すると自分のパフォーマンスも含め70点くらいだったのではないでしょうか。編集は本当にうまくやっていただいたと思います。ただ、2時間で10人が順番にかつ均等に話すとなると、どうしても論点が散漫になってしまいますね。...
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2012/04/01 22:06 |
31日は読売夕刊とNHKジレンマに登場(2012年3月30日)
しばらくブログ更新を怠ってしまいました。実はまたアメリカに行っていたのです。今回はほとんど雑用ですが。さて、明日31日は、私がメディアを賑わす日です。まず、読売新聞(関東版)の夕刊「次世代人」にインタビュー記事が掲載されます。ぜひチェックしてみてくださいね。写真もうまく撮っていただいています。
そして、夜はお待ちかねのNHK「ニッポンのジレンマ」第二弾に登場です。どんな編集になっているのか楽しみです。一足早く朝日新聞デジタルにその時の模様がアップされていましたので、リンク先を貼っておきます...
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2012/03/30 22:19 |
潜入!『Friday』編集部(2012年3月23日)
伝説の『Friday』編集部に潜入しました。数々の芸能人を震え上がらせてきた!?鬼の編集部です。私もついに…というのは冗談で、実は好評連載中のコラムが単行本化されることになったのです。その打ち合わせでやってきました。
ニュースを哲学で斬るという画期的なこのコラムも、毎週書き続けて早1年。ついに50回目を迎えようとしています。それを記念して、ちょうど本1冊分くらいになるので、まとめて出版しようというわけです。
週刊誌ですから、残念ながら読み損ねたという方も多いと思います。ぜひこの機にまと...
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2012/03/23 03:54 |
哲学者×哲学者(2012年3月18日)
NHK「ニッポンのジレンマ」のゼミ編が始まりましたね。17日深夜でしたが、話題の番組なのでオンエアを見られた方も多いのでは? トップバッターは哲学者の萱野稔人さん。論壇を引っ張るナンバーワン哲学者といっていいでしょう。イケメンなので、テレビでも引っ張りだこです。
その萱野さんと番組収録後の打ち上げで撮ったツーショットがこれ。論壇には哲学者が少ないので、二人でもっと盛り上げていこうと話しています。偶然にも1970年生まれの同い年ということもあって、いずれそれに絡めた対談本(激論本?)なんかが...
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2012/03/19 02:51 |
「吉本隆明」が始まる(2012年3月16日)
長い一日でした。朝から「フライデー」の編集部で打ち合わせをし、別の講談社の方とランチミーティングをし、読売新聞で取材を受け、夜は別の方と打ち合わせ。その移動中に、吉本隆明さんが亡くなったことを知りました。
読売新聞の取材中にも、吉本さんの死についてどう思うか尋ねられました。一言でいうなら、これからようやく思想家吉本隆明についての評価が始まるのだと思います。思想家は、死ぬ最後の瞬間まで思想を紡ぎ出します。だからカントの辞世の句「もうこれでよい」は、その思想とともに永遠に語り継がれるわけです。...
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2012/03/16 23:42 |
3・11(2012年3月11日)
つい先ほどまで「報道ステーション」のスペシャル番組を見ていました。驚いたのは、誰もいなくなった警戒区域に入った古館伊知郎さんと長渕剛さんが、共に言葉を失ってしまっていたことです。伝える達人である古館さん、あれだけ心打つ歌詞を書いてきた長渕さん。その二人でさえ、気持ちをうまく言葉にできないのです。人間の言葉さえも奪ってしまった3・11。
減災への努力を怠ってはいけないのはもちろんですが、自然災害はある程度仕方ないともいえます。それに対して、原発はどうでしょう。「原発さえなければ」と書き遺して...
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2012/03/12 00:17 |
「生きろよ」の意味…(2012年3月6日)
今日のNHK「クローズアップ現代」では、震災で残された人たちの苦悩を特集していました。障害をもつ孫を助けるために、犠牲となり亡くなってしまった母を思う娘の苦悩。
ちょうどその娘さんがいない時に地震が発生したのです。おじいちゃんは車の運転席に飛び込み、おばあちゃんは全盲でダウン症の孫を車に乗せるのが精一杯だったそうです。迫り来る津波を見て、とっさにアクセルを踏むように言ったのです。そして「生きろよ!」と叫びながら、孫が助かったのを見届けて、万歳をして波に飲まれていったといいます。その場に居合...
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2012/03/06 21:34 |
丸の内の丸善さんはさすがです!(2012年3月5日)
丸の内の丸善さんはわかってるなぁ。『怒りの作法―抗議と対話をめぐる哲学』をちゃんと前に出してくださってるじゃないですか。10日ほど前、本が出た直後は哲学本の定位置(奥のほうの棚)にしかなかったのですが、今は平積みかつ「Polestar(思考への指針)」コーナーにまでばっちり置いてくださってます。
しかも写真の右隣は瀧本哲史さんの本、左隣は思考実験本、そのお隣は与那覇潤さんの本ですよ。これは相当わかってる人の並べ方ですね。さすが丸善さん。このPolestarコーナーは本当にいつも興味をそそら...
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2012/03/06 04:28 |
NHK「ニッポンのジレンマ」続報(2012年3月2日)
先日告知したNHK「ニッポンのジレンマ」への出演ですが、いよいよ番組ホームページも更新され、今回のテーマと出演者が発表されましたね。私もばっちりいつもの写真で出ております(笑)。注目すべきは私の肩書。今回は哲学者ではなく政治哲学者ということでオファーがありましたので。
そうなのです。今回のテーマは、ずばり「決められないニッポン―民主主義の限界」。まさに政治哲学の問いです。民主主義の本質にさかのぼった議論をしてまいりたいと思います。
とにかくオンエアまでの1か月、どんどん盛り上げていきま...
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2012/03/02 23:35 |
『超訳』ついに9回目の増刷(2012年3月1日)
毎度おなじみの?『超訳「哲学用語」事典』増刷情報ですが、ついに9刷6万3000部となりました。しつこく10万部を目指しております。「こんな情報もういいよ」と思われてる方もいるかもしれませんが、世の中には私と一緒に喜びを分かち合ってくださる方もいるのです。そういう方を大切にせねばと思って書いております。
最近つくづく思うのは、これは文庫にして本当によかったという点です。もしこれが大きな事典なら、ここまで手にとってもらえることはなかったのではないでしょうか。このハンディさが親しみやすさにつなが...
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2012/03/01 23:42 |
日本人は怒れないから決められない(2012年2月25日)
いよいよ『怒りの作法―抗議と対話をめぐる哲学』(大和書房)が、書店に並び始めました。私も久しぶりに書店で自分の本を手にとって、しばし感慨にふけりました。アメリカにいた時は、新刊が出てもアマゾンで見るか、送られてきた見本を確認するだけです。やはり実際に書店に並ぶ姿を見ると嬉しいですね。
そうして改めて見つめてみると、すごくいい装丁であることに気づきました。白地に赤というのは、日本の国旗と同じじゃないですか。日本を論じるのにぴったりの配色です。さらに、帯にある「世界は怒りで変わっていく」という...
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2012/02/25 23:51 |
NHK「ニッポンのジレンマ」に出演します!(2012年2月23日)
元旦早々日本全国を沸かせたあのNHK「ニッポンのジレンマ」の続編に、私小川仁志が出演することになりました。1970年生まれ以降の論客を集めたという、まったく新しい討論番組です。
とにかく新しい視点をたくさん提示することで、日本の行き詰まりを解消するためのお役に立てればと思っております。ちょうど社会を変えるための指南本『怒りの作法―抗議と対話をめぐる哲学』(大和書房)を上梓したばかりです。私なりの静かな、しかし確かな怒りにご注目ください。プリンストン大学で見聞したアメリカの話もする予定です。...
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2012/02/23 20:41 |