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哲学者の小川さん

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映画祭、いよいよ始まりました!(2009年11月21日)
 いよいよ周南映画祭が始まりました。前日はラジオやテレビに出て最後のお願いをしました。そして今日佐々部清監督の「よ〜い、スタート!」の掛け声で幕開けです。大勢のお客さんが詰めかけてくださいました。  私の「哲学カフェinシネマ」もとても面白かったとの声をいただき、ホッとひと安心。実行委員長ですから、さすがに映画を楽しむ余裕はありませんでしたが、大きなトラブルもなく一日を終えることができただけで大満足です。皆さん本当にありがとうございます。  夜のコラボ企画パーティー・オン・ザ・ムービーも最高... ...続きを見る

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2009/11/22 01:09
機密費の何を明らかにすべきなのか(2009年11月19日)
 官房機密費に関するニュースが話題となっています。官房機密費とは、内閣官房報償費のことで、約14億6千万円ものお金を使途を公表することなく使用できるというものです。  これまで民主党は、このお金について透明性を高めるべきだと主張してきました。とろこが、政権をとると急にトーンダウンし、公表を控えています。そこで非難されているわけです。  しかしこの場合、何がなんでも公表せよという非難は、必ずしも正しいものではないと思います。というのも、もともとこのお金は、国益のためにあえて機動的に使えるように... ...続きを見る

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2009/11/20 00:09
哲学カフェの日!(2009年11月18日)
 今日は哲学カフェの日でした。テーマは「どうして人は孤独に耐えられないのか?」。まず孤独とは何かという話になりました。他者から認められない状態。求めているのに与えられない状態。とりあえずは、そのような認識で一致したように思います。  ですから、自分で孤独を求めて旅に出るとか、一人の時間を確保するというのは、実は孤独ではないわけです。「独り」と「一人」の違いだという人もいました。英語でいうと前者がlonelyで後者はaloneだとか。  では、どうしてそんな孤独に人は耐えられないのでしょうか。... ...続きを見る

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2009/11/18 23:50
懐かしい映画の意義(2009年11月16日)
 今回の周南映画祭の上映ラインナップを見て、若い人は年配向けの映画が多いといいます。ところが不思議なことに、年配の人は若い人向けの映画が多いといいます。どっちが正しいのでしょうか?  実際には、両方とも混在していると思います。おそらくそれは、懐かしい映画をどう理解するかによるのでしょう。昔の映画だというだけで年配向けという人もいれば、内容からして若い人向けという人もいるわけです。  ただ、昔の映画であっても、今の若い人が観ればきっと違う印象を受けるはずですから、それだけで年配向けというのはど... ...続きを見る

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2009/11/16 23:00
廃校の使い方(2009年11月15日)
 昨日の日経新聞に、公立小・中・高校の「廃校5000超す」という見出しの記事が出ていました。合併の影響もあるのですが、少子化が大きいようです。最近は年400校を超すペースだとか。  学校が消えていくこと自体の問題としては、三つほど考えられます。一つ目は通学が不便になるということ。二つ目は、田舎だとそれが理由で都会に引っ越す人がいて、過疎化が進むこと。もう一つはコミュニティの中心がなくなっていくことが挙げられます。  とはいえ、子どもたちだって、クラスに一人しかいないというような状態ではかわい... ...続きを見る

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2009/11/16 00:42
文化は金持ちのためにあるのではない!(2009年11月14日)
 今日新聞で一人親世帯の貧困率が54.3%に上るという結果が発表されていました。2006年時点の数字ですが、今年だともっと高い数字になるのかもしれません。とにかく半数以上の世帯が貧困状態にあるわけです。  先日、日本全体の相対的貧困率が15.7%だという数字が出て話題になったばかりでした。この数字も驚きでしたが、今回の数字はもっと驚きです。  私は今映画祭を盛り上げようとしていますが、こういうご家庭では映画を観に行くなんて余裕はないのかもしれませんね。たまたま今日、母子家庭で、かつ障害をお持... ...続きを見る

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2009/11/14 23:22
口だけではなく、行動が伴わないと(2009年11月13日)
 自民党の谷垣総裁が、鳩山政権を「H・FAKE」と造語で批判したことが少し話題になりましたね。「少し」というところが寂しいのですが。  変転、開き直りのH、普天間問題のF、天下りのA、献金問題のK、経済政策すなわちエコノミーの問題のE、全部合わせて「フェイク=偽物」。結構凝ったと思いますよ。  ただ、こうした批判をするだけでは何も解決しないのです。今のところ加藤元幹事長の「友愛」概念をめぐる政治思想論争を除き、建設的な討論ができているようには思えません。  なんとか早く、理念や政策に関する... ...続きを見る

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2009/11/13 23:50
テレビとラジオの日(2009年11月11日)
 今日は地元TYSテレビのゴールデンタイムの新番組に、第一回目のゲストとして出演しました。短い番組ですが、「ドキドキしねま〜!」というタイトルで、映画に関する情報&トーク番組です。  アナウンサーとのかけ合いで進んでいきます。基本的には今度の周南映画祭のPRなのですが、途中で「哲学者小川仁志が映画を斬る」なんていう大げさなテロップがドンと出ました。その後私が映画論を少し展開。  それにしても、せっかくトークはまあまあだったのに、ビジュアルがいけません。劇太りです。もし音声を消して観ていたら、... ...続きを見る

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2009/11/11 23:05
市橋容疑者を逃がしていたのは…(2009年11月10日)
 イギリス人女性リンゼイさんの死体遺棄容疑がかけられている市橋容疑者。ついに逮捕されました。こんなに狭い日本でどうして2年7か月も逃げとおせたのか。しかも彼は普通に働いていたのです。単に顔を整形したからというだけではないように思われます。  おそらくそこには、現代社会に特有の「他者への無関心さ」が横たわっているのではないでしょうか。どんなに変な人がいても、どんなに「わけあり」そうであっても、別に自分には関係ない。そんな風潮が市橋容疑者の逃亡を容易にしていたように思われてならないのです。  ま... ...続きを見る

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2009/11/10 23:11
土木学会誌に登場(2009年11月9日)
 『自治体職員研修』から『女性自身』まで、これまで様々な雑誌にインタビューを掲載していただきましたが、今回もまた毛色の異なる面白い媒体に載せていただきました。『土木学会誌』の11月号です。「この人に聞く」という見開きの連載で、毎回著名な方が特集されています。ちなみに次回は作家の倉本聰さん。  そんな敷居の高いところに、また一見まったくの畑違いな学会誌に、なぜ私がということになると思いますが、実は納得の理由があるのです。  というのも、私が看板を掲げている専門は「公共哲学」です。しかも商店街で... ...続きを見る

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2009/11/09 23:05
幸福学とレヴィ=ストロース(2009年11月8日)
 先日朝日新聞の「ひと」欄に、「幸福学」の第一人者という学者が紹介されていました。オランダの研究者です。幸福の条件は、富、民主主義、良い政府だそうです。日本にはこの条件が整っているにもかかわらず、常に他人の目を意識する傾向があることから、点数が下がるといいます。  確かにある程度の条件が整っているなら、後は幸福かどうかは自分次第ですよね。つまり、貧困状態や戦争状態、あるいは独裁体制下にあるというのなら話は別ですが、そうでない限り、意識の持ちようということになるのではないでしょうか。  そうい... ...続きを見る

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2009/11/08 21:11
下関で佐々部監督と(2009年11月7日)
 今日は下関シーモールにて、「周南映画祭」と「しものせき映画祭」の共同PRをして来ました。私たちの周南映画祭は第1回目なのですが、しものせき映画祭はもう10回目になります。20世紀を代表する女優田中絹代の生誕地ということで、今回も彼女を記念した大イベントになりそうです。  両実行委員長がお互いにエールを送り合ったほか、なんと山口県が生んだ名監督佐々部清監督にもご挨拶をいただくことができました。監督は噂通り、本当に気さくないい方でした。  また、PRイベントの最中には防府のFMラジオに電話出演... ...続きを見る

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2009/11/07 21:50
産経新聞に書評を書きました(2009年11月6日)
 先日産経新聞に書評を書きました。11月1日付の朝刊です。『戦場の哲学者』という本で、サブタイトルには「戦争ではなぜ平気で人が殺せるのか」とあります。  1959年にアメリカで出版された本なのですが、現在に至るまで実に半世紀にもわたって版を繰り返しているのです。作者はJ・グレン・グレイという哲学者。この人が戦争に行って感じたことを、哲学的視点から考察したものです。  著者が訴えたかったことを一言でいうなら、「抽象性」ではないかと思います。訳者はこれを「現実感のなさ」と表現していました。ある意... ...続きを見る

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2009/11/06 21:34
松井選手になる方法(2009年11月5日)
 ヤンキース松井選手のワールドシリーズMVPは本当に感動しました。偉業には人を感動させる力がありますよね。もちろん同じ日本人がアメリカでナンバーワンになったこと、怪我に苦しんでいた男がそれを克服して復活したということもあります。  ただ、今日は純粋に偉業そのものに感動しました。仮に松井選手が日本人ではないとしても、また怪我の有無にかかわらず、メジャーリーグでの外国人選手のMVPはやはりすごいですよね。  おそらくそこには、ある種の痛快さがあるのでしょう。牛若丸が弁慶を、蟻が巨像を倒すのに似た... ...続きを見る

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2009/11/05 22:39
ビフォアー・アフター大作戦(2009年11月3日)
 今日は映画祭の実行委員会とボランティアの人たちとで、商店街を練り歩きました。映画祭のPRイベントです。題して「周南映画祭〜絆〜商店街ビフォアー・アフター大作戦」。市外から来てくださる方々をお迎えするために、清掃を行い、同時に商店街の改善個所をチェックして回りました。最後は駅前でPR。  それにしても商店街は地味です。参加者の意見でも一番多かったのは、この点です。たしかに視覚的に訴えるというのは大事ですよね。  皆に魅力アップのための提案をしてもらったのですが、大きく分けると、こうした見た目... ...続きを見る

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2009/11/03 22:57
私の事業仕分け(2009年11月2日)
 今日の日経新聞に「事業仕分け地方で先行」という記事が出ていました。予算の無駄をなくすため、優先順位の低い事業については、廃止を含めてあり方を検討するものです。担当職員と第三者の仕分け人が公開の場で議論し、事業の必要性を次々と判定していきます。  しかし事業を途中で止めるというのは、大変ですよね。いくら無駄だといっても、利害関係者にとってはそんな単純な話ではないのです。  ただ、それゆえにずるずる続けてきたという側面もあるのではないでしょうか。その意味では、利害関係のない人間が客観的に判断す... ...続きを見る

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2009/11/02 22:41
芸術で経済成長(2009年11月1日)
 「ベルリン、芸術の都 復活」。今日の日経新聞の記事です。今ベルリンでは、市内60〜70か所に点在する劇場がしのぎを削っているといいます。世界中から芸術家が集まり、演劇や歌劇、映画だけでなく、絵画など幅広く文化が花開いているのです。  記事によると、ベルリン州政府は成長の原動力として芸術に期待しており、域内総生産(GDP)の16%がすでに文化関連だとか。これはシティーを抱えるイギリスの金融関連のGDPが10%なのに比較すると、相当の規模であることがわかります。  しかも、失業率が13%もある... ...続きを見る

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2009/11/01 22:16
商店街ってすごい!(2009年10月31日)
 今日の毎日新聞の地方版に「商店街は『すごい!』」という記事がありました。山口市の中心商店街のアーケードを、小学3年生の生徒たちが調査して回り、結果を発表したそうです。  「すごいな!と思う商店街の店と人」というテーマで店舗を選び、子どもならではの視点で各店舗のPRをしています。  商店街というのは、どこのまちでもさびれてしまっていますが、よく見ると趣のあるものです。特にスーパーやデパートに慣れてしまった子どもたちにとっては、意外と面白い場所なのかもしれません。  そんな目で、私たちももう... ...続きを見る

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2009/10/31 23:43
JBpress更新しました(2009年10月30日)
 昨日「市民目線」の話をしました。今日更新されたJBpressのコラムでは、まさにそのことを書いています。民主党政権が最初の試練を迎えていますが、それらを市民目線で考えるとどうなるか。  いわばそれは、ものごとの本質に立ち返ってシンプルに考えるということにほかならないのです。そう、哲学です。私たちは難しく考えすぎるがゆえに、答えを見失ってしまうことがあります。どんなに複雑に絡まったひもも、少しずつほどけば必ずとけます。どんなに複雑なプログラムも、最後は0か1かのどちらかなのです。  ぜひそん... ...続きを見る

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2009/10/30 21:07
カメラ目線ではなく市民目線で(2009年10月29日)
 一昨日(27日)読売新聞夕刊の「この人この一言」という欄で、私を取り上げていただきました。地方版とはいえ、一面にでかでかと載せていただけるというのは嬉しいものです。タイトルは「哲学ブームを全国へ市民目線で伝えたい」というものです。  タイトルは読売新聞の方がつけてくださったのですが、この「市民目線で」という部分がいいですよね。政治と同じで哲学もとかく浮世離れしがちですから、市民目線が一番大事だと思います。  政治といえば、今日の「報道ステーション」に長妻厚生労働大臣が生出演していました。長... ...続きを見る

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2009/10/29 22:39

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