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蓮池薫さん(2009年7月5日)
今日の毎日新聞に、拉致被害者・蓮池薫さんのインタビューが載っていました。最近『半島へ、ふたたび』という手記も出されたばかりで、帰国後7年経った心境を明らかにされています。
自由になった生活の集大成として出されたとのことですが、未だ帰還できない人たちのことを思うと、心中は複雑のようです。今、蓮池さんは、新潟産業大学の特任講師として教鞭をとるかたわら、翻訳家としても活躍されています。そんな自分の姿を披露することが、北に残された人たちを勇気づけるメッセージになりうると考えるからです。
「帰っ...
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2009/07/05 16:10 |
林忠彦賞(2009年7月4日)
今日の日経新聞の文化欄に、私の知っているある写真が掲載されていました。大西成明さんの「壊れた脳とともに生きる−山田規畝子さんの暮らし」です。大西さんは優れた写真家に贈られる賞である「第18回林忠彦賞」を受賞した方です。
どうして私がこの写真を知っているかというと、実は林忠彦賞は、私の住む山口県周南市が主催しているのです。というのも、林忠彦氏は山口県周南市出身の著名な写真家だったのです。太宰治や坂口安吾といった作家を撮ったポートレート作品が有名です。
今も林写真館は健在で、私もお世話にな...
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2009/07/04 23:31 |
ドキッとしますか?(2009年7月3日)
何の気なしに観た娯楽映画に勇気づけられることがあります。こういうときは得した気持になります。先日得した気になったのは『WANTED』です。ジェームズ・マカヴォイ演じる主人公は、人並み外れた能力を持っているにもかかわらず、自分ではそのことを知らず、使えないダメサラリーマンをやっています。
それをスゴ腕暗殺者のアンジェリーナ・ジョリーが鍛えてくれるのです。いつものハマリ役です。そして、マカヴォイはメチャメチャ強くなります。肉体的にも、精神的にも。これの何がいいかというと、トレーニングをして見違...
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2009/07/03 21:36 |
儒教思想(2009年7月2日)
授業で儒教思想の話をしていると、その功罪に複雑な思いになります。封建主義や軍国主義を招来した側面はたしかに悪ですが、勤勉さや組織への忠誠を強めた側面は日本にとってよかったといえます。
少なくとも戦後復興、高度経済成長を支えてきたのは、こうした儒教思想にほかなりません。ただ、身分制度というどうしようもない負の遺産は、私たちの日常生活に今なお重くのしかかっています。
江戸時代に幕府公認の学問とされた朱子学も、生まれもっての身分差を肯定する「上下定分の理」を説くものでした。さすがに士農工商こ...
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2009/07/02 22:51 |
東国原氏と私(2009年7月1日)
連日、東国原宮崎県知事が話題になっていますが、この人を見ていると、やれる人は何でもやれるのだなぁと感じざるを得ません。お笑い芸人だし、映画もつくるし、本も書くし、マラソンもするし、政治もやる。しかもいずれも相当高いレベルでやっているのです。
もちろん、政治をやる前は大学や現場でそれなりに勉強してきたわけですが、それにしてもここまで実績を上げているわけですから、立派ですよね。
こう書くと、私が東国原氏を褒めちぎっているかのように読めるかもしれませんが、どちらかというとその反対のつもりです...
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2009/07/01 21:39 |
末法思想(2009年6月30日)
今日授業で末法思想の話をしていたとき、ふと今の日本社会のことが頭をよぎりました。末法思想というのは、釈迦の入滅後長い時間が経つと、仏法が衰えてしまうという考えです。正法、像法に続く段階だとされます。
平安時代貴族のせいで政治が乱れ、また疫病が流行り、実際に人々が世も末だと感じたこともあって、巷に広まりました。そして、せめてあの世では救われたいと願う浄土信仰が盛んになってゆくのです。
今の日本社会も政治が乱れ、次の政権がいったいどうなるのか混沌とした状態です。さらに最近、新型インフルエン...
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2009/06/30 23:32 |
癒しの教授(2009年6月29日)
最近ちょっとスランプです。そんなこともあって、スランプのヒトラーを勇気づける教授の物語を借りてきました。『我が教え子、ヒトラー』です。うつ状態のヒトラーを勇気づけ、大演説のおぜん立てをしたグリュンバウム教授の物語です。
どこまで史実なのかわかりませんが、いかにもあり得ると思わせるストーリーが観る者を惹きつけます。ヒトラーは教授に対して、「私にハイル」をといいます。これはヒトラーに敬意を表すあの「ハイル」を要求しているのではなく、「癒す」という意味の動詞heilenを求めているのです。
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2009/06/29 19:42 |
いじめ8割経験(2009年6月28日)
昨日はかぜでダウンしてしまいました。仕事から帰ってきて、薬を飲んだら即寝込んでしまい、ブログも書けませんでした。さて、26日の日経新聞(夕刊)に気になる記事がありました。小中学生の8割がいじめを経験しているというのです。しかも彼らは皆加害者も被害者も経験しているそうです。
国立教育政策研究所が首都圏の小中学生にアンケート調査した結果です。これまでも、今のいじめは誰もが被害者にも加害者にもなりうるといわれてきました。それがついに実証されたかっこうです。
たしかに最近のいじめは「ネットいじ...
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2009/06/28 22:31 |
JBpressのコラムもぜひのぞいてみてくださいね(2009年6月26日)
好評連載中のJBpressのコラムが更新されました。今回のタイトルは「若者たちの静かな共闘」です。今若者たちに何が起こっているのか、ぜひご覧ください!ある方に聞かれたのですが、もちろん無料ですよ。安心してクリックしてくださいね。
アクセスはこちらです→http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/1273
それから、ご丁寧にコメントをくださる皆様ありがとうございます。本ブログではちょうだいしたコメントを公開していませんが、いつも参考にさせていただいてます。ま...
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2009/06/26 23:09 |
主人公は誰か?(2009年6月25日)
地方の首長が元気です。東国原宮崎県知事が、知事会のマニフェスト持参で自民党の総裁候補に手を挙げたり、今日は橋下大阪府知事や中田横浜市長らが連携を発表したりと、国政選挙前なのに主人公は地方になりつつあります。
考えてみれば、国の問題といっても、ほとんどは地方の問題であって、本当は当事者は地方に住む私たち自身なのです。ですから、この動きも当然といえば当然なのかもしれません。
ただ、少し気になるのは、声を上げているのは有名人ばかりなことです。有名人だからこそ、圧力を恐れず何でもいえるのかもし...
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2009/06/25 22:45 |
技術と芸術は両立するか?(2009年6月24日)
今日は哲学カフェの日でした。テーマは「技術と芸術は両立するか?」。ここでいう技術は科学技術や工学技術をイメージしています。例えば、見栄えを気にせず車の機能を徹底的に追求すると、当然見た目はかっこよくなくなるでしょう。しかし、そこで見栄えを重視してしまうと、機能の面で妥協せざるを得ません。
これが技術と芸術は両立するのかという問いの意味です。しかし、技術を技、スキルとらえると、両者は一致してくるような気がします。スポーツを例に挙げて、技術が芸術に転じることを主張する人もいました。たしかに、ス...
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2009/06/24 22:37 |
叱らないわけ(2009年6月23日)
私はなぜあまり叱らないのか、学生たちによく聞かれます。簡単です。性善説論者だからです。ちょうど授業でその話が出てきたので、理由を説明しました。儒教の創始者である孔子には著名な二人の弟子がいます。孟子と荀子です。ところが、孟子は性善説を、荀子は性悪説を唱え、両者は反対の立場をとります。
性善説というのは、人は生まれもって善であるという意味です。ですから、もともとあるいい素質を伸ばしてやるだけでよいのです。その実践として、褒める教育を挙げることができます。
これに対して、性悪説のほうは、人...
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2009/06/23 21:55 |
フェルマーの最終定理(2009年6月22日)
先日数学者と飲んでいたときのことです。数学の話題も当然出ます。そうすると、ふと数学の定理なんかが懐かしくなってきました。そこで書店で数学の本をパラパラとめくってみると、「フェルマーの最終定理」が目に飛び込んできたのです。発見以来約350年、1995年にようやく解かれた難問です。
私がまだ数学を学んでいた高校時代には、未解決だった問題です。大学受験が終わって、そんなこと気にもしなくなりましたが、いつの間にか解けていたようです。n≧3の場合は、Xⁿ+Yⁿ=Zⁿ...
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2009/06/22 21:58 |
原爆ドーム(2009年6月21日)
昨日広島に用事があったので、娘を原爆ドームに連れて行きました。もうすぐ5歳。絵本で「かわいそうな象」なんかを読んでいるから、戦争の話も少しはわかるかなと思ったのです。戦争はケンカに喩えて話をするしかありません。私は暴力を外交だなどとはみなしていませんから。
外国とケンカしたから、爆弾が落とされて、みんな死んでしまった。お友達も、お父さんも、お母さんもみんな。そんな悲しいことが二度と起こらないように、同じ間違いをしないように、この壊れた建物をずっと残しておくんだ。そういうと、娘は手を合わせて...
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2009/06/21 21:23 |
長寿世界一(2009年6月20日)
今日の日経新聞に、男性長寿世界一の田鍋友時さんが113歳で亡くなったという記事が載っていました。この記事を見て三つのことが頭に浮かびました。
一つ目は19世紀の人がまだいるという純粋な驚きです。1895年生まれだそうです。ということは明治28年。まだ徳川の最後の将軍が生きていた時代ですよ。夏目漱石なんかも現役で活躍してる時代です。ぜひ直接お話をお聞きしたかったですね。歴史の生き証人ですから。
二つ目は、人間の耐用年数です。というと機械やものみたいで失礼かもしれませんが、あえてこう表現し...
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2009/06/20 23:23 |
200回記念(2009年6月19日)
今日は英語で会話する「イングリッシュ☆る〜む」の、記念すべき第200回目のセッションでした。約70名の参加者が、駅前の夢広場に集まり、大いに盛り上がりました。市長も急きょかけつけてスピーチしてくれました。もちろん英語でです。
私も山口に来てからずっと参加していますが、学生や市民がお菓子を食べながら、とにかく英語だけでコミュニケーションするとても楽しい場です。
私たちの恒例の英語コントというかジョークショーも、いつも以上に?受けたように思います。メディアの取材が結構多かったので、自然と気...
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2009/06/20 00:52 |
俳優の別所哲也さんと(2009年6月18日)
来週、J-waveでナビゲーターを務める別所哲也さんの番組にゲスト出演します。Tokyo Morining Radioです。6月22日から25日の4日間毎朝(6:25〜6:35)連続で、毎回約10分ほどトークしまくります。番組のURLは次のとおりです。ぜひチェックしてみてくださいね。関東圏以外の方でも、i-Podで配信されますので、ノーカットでお聴きいただくことは可能です。アクセスはこちら→ http://www.j-wave.co.jp/original/tmr/index.htm
実は...
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2009/06/19 01:25 |
党首討論(2009年6月17日)
自民党の麻生総理と民主党の鳩山代表とが直接対決する党首討論が行われました。ニュースなんかを見ていると、鳩山さんうまくやったなという感じでしたが、どうも討論というよりは、裁判のような印象を受けました。
つまり、お互いを説得しようというのではなくて、いいところを裁判官にPRする弁護士と検察官のやりとりのように聞こえるのです。そして、この場合の裁判官は国民でしょう。
もちろん国民にPRすることは大事ですが、PR合戦では討論の意味がありません。選挙があるし、政権の座がかかっていますからやむを得...
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2009/06/17 23:00 |
39(2009年6月16日)
昨日の日経新聞(夕刊)に、空海の誕生会についての記事が載っていました。6月15日です。実は私の誕生日も6月15日なのです。私の通っていた京都の洛南高校は空海がつくったということで、毎年この日は休みでした。
それはさておき、私もついに39歳。30代最後の年です。日本の男性の平均寿命は79歳くらいですから、ちょうど折り返し地点ですよね。でも私自身はそうは思っていません。というより、折り返し地点という発想があまり好きではないのです。
折り返し地点というと、せっかく登ってきた山の頂上から下山す...
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2009/06/16 20:45 |
金正雲(2009年6月14日)
金正日総書記の後継者と目される三男金正雲氏のニュースが盛んに報じられています。これだけ世界を騒がしている独裁国家の後継者ですから、注目が集まるのも当然ですが、どうもワイドショー的な報道の過熱ぶりを感じざるを得ません。
正体不明の王子?どんな顔か?父親に似ているのか?趣味は?そんなことはどうでもいいのです。大切なことは世襲がスムーズに行われるのかどうか、そして北朝鮮がどのように変わるのかということに尽きます。
国際派、若い、といったイメージには、私たちはついつい好感をもってしまいますが、...
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2009/06/14 13:38 |